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相談支援専門員からキャリアアップを考えたときに有力な候補となるのがサービス管理責任者です。ここでは、相談支援専門員とサービス管理責任者の仕事の違いやキャリアアップの方法、条件などを詳しく紹介します。
相談支援専門員は、サービス管理責任者の仕事との関連が深い職種です。相談支援専門員からのキャリアアップとしてサービス管理責任者を目指すのは、素直な道筋と言えます。もちろん、相談支援専門員からサービス管理責任者への転職は可能です。サービス管理責任者になるためには、所定の研修を受講する必要があります。研修受講には、実務経験年数の要件がある点に注意が必要です。要件は、経験した実務内容によって異なりますが、具体的には後述します。
相談支援専門員は、障害のある人や家族が必要な支援を適切に受けられるように支援する専門職です。目的は、利用者にとって暮らしやすい生活を実現すること。インフォーマルなサービスを含め社会資源を改善・開発して、利用者と家族、その地域に住む人、支援サービス提供者などを包括的につなぐ役割があります。相談支援専門員になるための試験はありません。指定の実務要件を満たし、研修を受けることで相談支援専門員になれます。
相談支援専門員になるには、実務経験3~10年の要件をクリアした上で相談支援従事者初任者研修を受講する必要があります。必要な実務経験は、相談支援業務経験者は5年、介護業務経験は10年となっています。資格は更新制です。5年に一度、相談支援現任研修を受けて更新します。
サービス管理責任者は、社会福祉法人や特定非営利活動法人が運営する「居宅介護、共同生活援助(グループホーム)、自立訓練、就労移行支援などの障害福祉サービス」において、より良いサービスを提供するために福祉サービスを受ける方のサポートを行います。相談支援専門員との違いは、サービス管理責任者が一連のサービス提供プロセス全般に関する責任を担う点です。個別支援計画の作成から定期的なモニタリングまで、一連のサービス全体を管理します。
また、障害福祉サービスに携わるスタッフは、管理責任者や相談支援専門員以外にも、生活指導員、世話人など様々な職種があります。連携して質の高いサービスを提供するために、チーム全体のサポートをすることも求められる仕事です。
相談支援専門員からサービス管理責任者になるためには、所定の研修を受講する必要があります。相談支援専門員になるときも同様に研修を受講していますが、さらに研修を重ねることになります。サービス管理責任者の研修制度は、2019年に改正が行われ、基礎研修から実践研修、更新研修と段階的な研修体制になりました。相談支援専門員の研修と同様に、研修の受講には、実務経験年数の要件があります。改正に伴い、以前より実務経験の年数は短くなりました。要件は以下の通りです。
ここでいう実務経験の1年とは、「実務に従事した期間が1年以上で、かつ実際に従事した日数が180日以上であること」です。1日当たりの勤務時間は問われません。パートタイムで働いた場合でも1日として計算されます。
相談支援専門員からサービス管理責任者になる場合に求められる実務経験は、5年以上です。相談支援専門員として5年以上の経験を積んでから、サービス管理責任者へのキャリアアップを検討してください。
相談支援専門員として、障害者の方の相談に応じ、助言や連絡調整等の支援を行ったり、サービス利用計画の作成を行った経験は、そのままサービス管理責任者の仕事に活かせます。
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